沖縄で開催されているSakurazaka ASYLUM、福島で開催されているASYLUM in Fukushima、そしてkoshigaya ASYLUMのロゴデザインは紅型屋紅天 乙黒信さんがデザインしています。
koshigaya ASYLUMは4/20(土)から始まりますが、ひと足早く4/17(水)から越谷市のCAFE803にて乙黒さんの紅型染め展と紅型染付のワークショップが開かれます。是非、乙黒信さんの世界観を堪能して下さい。
会期:2019年4月17日(水)〜23日(火)
時間:9:00〜18:00(平日) 9:00〜17:00(土・日)
会場:CAFE803(カフェハチマルサン)
【作家略歴】
乙黒信(おとぐろまこと)
1972、沖縄本土復帰の年に東京にて生まれる。
母親が沖縄の人だったので、幼いころよりいつも母親越しに見える沖縄に、強く想いを馳せていたように思う。
東京デザイナー学院ファッションデザイン科卒。
面白い生地を探し求めた結果、自ら生地を染めるようになる。
数年ロウケツ染めや筒染めでの活動を経て型染に興味を持つ。
型染=紅型=やるなら沖縄へ。と言う思考連鎖で2003年沖縄移住。
りゅうきゅう紅型事業協同組合、後継者育成事業卒。沖縄工芸指導所卒。
現在「紅型屋・紅天(べんてん)」を主宰。
沖縄は桜坂、そして福島、埼玉で開催される
音楽とアートの街フェス ASYLUM のそれぞれのロゴデザインを紅型染めにて担当。
また沖縄の草木染めと紅型染めを施して洋服作りなども展開する。
【琉球紅型】
琉球紅型は、14~15世紀に
始まったとされる沖縄で生まれ育った
唯一の染物です。
小さな島国であった琉球は
文化のアジマー(交差点)として
多種多様な文化を自らのものへと
昇華してきました。
紅型もまた、中国や印度、ジャワ、東南アジア
などの染色技術が伝わり、やがて沖縄の
気候風土と自然に育まれながら
もともと沖縄にあった染色技法と相まって
琉球王府保護のもと
南国特有の神秘的な美しい染物へと昇華していきました。
長い歴史と風土に培われた
王朝時代から今に伝わる紅型染め。
出来るだけ身近に感じていただけますよう
染めさせていただき
今回は展示させていただきます。